■ Statement
私の作品は、イメージと物質の中間に位置していると思っている。
使用する紙は、イメージを定着させる支持体であるが
絵の具を浸透させたり、パンチで穴を空けたり
紙の表裏の質を変化させたりもする。
それ自体がイメージそのものとなって、私の作品が完成する。
紙を自らの身体とし
紙と一体になり呼吸することによって物質へと移行する。
これは、平面性をめぐっての思考である。
また、色と形の問題に直面するが、形にはあまり興味がない。
一方、色彩はほとんど赤・黄・青の原色の複合で刷ったり
描いていくが、描かれた色がどのように自己主張をするか?
いずれにせよ作品は、私というフェルターを通して出てくるもので
いかに生命を表現するかが課題である。
■ 作品/作家紹介
1947年 兵庫県出身。1970年 大阪芸術大学美術学科卒業。
いろのこと
かつて美しい日本のいろがあったような気がする・・・。
あるいは、日本特有の色に対する表現があったような気もする。
しかし、現在では表現者も受け取る側も
それが希薄になってしまったようでしかたがない。
今、いろに対する意識に危機感を覚える。
私は制作上カラー作品を
同時に進行させることがしばしばある。
これはモノクロームの魅力に取り憑かれ
色が使えなくなる危険性を考慮してのことだが
私のモノクロームの作品には彩と云うタイトルをよく使うのは
モノクロームの中に
美しい息遣いをみつけてほしいからである。
かたちのこと
私の形態は四角形が多い。
さまざまな物の形は
私の絵画にはあまり重要ではない。
私はすべての物をズームアップし
その物の形を消してしまう。
あるいは顕微鏡を覗くように物の形態から新たに
形態を組織づくる生命感をみつけたいが為かも知れない。
また肉眼ではみえないナノテクノロジーに
興味を持っているからだろうか。
いずれにせよ私自身の鼓動が伝わる作品を描きたいと思っている。
■ Biography
【経歴】
1947年 兵庫県姫路市に生まれる
1970年 大阪芸術大学 美術学科 卒業
1970~71年 大阪 宮崎画廊にて個人展を開催
1976年 「第5回ブラッドフォード国際版画ビエンナーレ」 /イギリス
「アートナウ ‘76」兵庫県立現代美術館 /兵庫
1977,79年 「リュブリャナ国際版画ビエンナーレ」 /スロベニア
1978年 CAF「クリストチャーチ アート フェスティバル」 /ニュージーランド
「クラコウ国際版画ビエンナーレ」 /ポーランド
1988年「第17回 日本国際ファインアート展」、東京都美術館、京都市美術館
1988年 「台北国際版画ビエンナーレ」 /台湾
1989年 「ロサンゼルスアート LA’90」 /ロス・アンジェルス
1992年 「セレクション1」二人展 オンギャラリー /ソウル
1993年 二人展 ギャラリーブローマンス /オランダ
1994年 「シアトル アートフェア」 /ワシントン
「クラコウ国際版画トリエンナーレ‘94」 /ポーランド
1995年 「チェジュ島プレ・ビエンナーレ‘95」 /韓国
1996年 作家50人の現代日本版画展 ナビオ・アートミュージアム /大阪
二人展 スタジオ・マーストリヒト /オランダ
1997年 兵庫県作家‘97 兵庫県立美術館 /兵庫
1999年 トールマンコレクション企画グループショー 草月ギャラリー /東京
「The Axis of 21 Printers in Kansai」 国立国際美術館 /大阪
2000年 「京都版画2000」 京都市美術館 /京都
2005年 グループ展 松本市美術館 /長野
「アムステルダム ライ アートフェア」 /オランダ
2005年 「3国・3色展」 /ロシア
年 「ソウル国際版画、写真&エディションワークスアートフェア」 /ソウル
2008年 「点と面の詩情―上前智祐・山中嘉一・坪田雅彦展」和歌山県立近代美術館 /和歌山
2010年 「メルボルン ファインアートフェア」 /オーストラリア
~2021年 いくつかの個人展をトールマンコレクションにて開催
2018年 大阪芸術大学 美術学科 教授退任
【収蔵】
・大阪府立現代美術センター
・大阪芸術大学美術館
・新潟市立図書館
・早稲田大学図書館
・大阪国立国立国際美術館
・姫路市立美術館
・クラコウ国際美術館
・ハイファ美術館、ティコティン美術館
・エラスムス大学 /レッテルダム、オランダ
・ファインアート美術館 /ボストン
・クレモナ市美術館 /イタリア
・ディルメデル市現代美術館 /トルコ
・和歌山県立近代美術館
・又見瀾国際版画ビエンナーレ組織委員会 /中国
・国立台湾芸術大学 /台湾
・慶星大学美術館 /韓国
詳細
- カテゴリー
- 7,500円/月
- ブランド
- すべて
- タグ
- 法人向け
- 受取
- 配送 (ストア指定配送会社)
仕様
■ 作品名:Relationship - Red・Dot
■ アーティスト名:坪田 政彦
■ 制作年:2019年
■ 技法:Prints & Multiples
■ 作品サイズ:H32 × W43 cm